T-Mobileがフラックフライデーに先駆けて、追加2回線の月額料金が無料になるというプロモーションを実施している。
今年のサンクスギビングデーは11月24日。その翌日はブラックフライデーで年末セールが最高潮に盛り上がるが、T-Mobileは一足早い11月18日から独自に「マゼンタフライデー」セールを行っている。ちなみに「マゼンタ」はT-Mobileのコーポレートカラー。
プロモーションの目玉は追加2回線の月額料金が無料になるというもの。11月20日までの3日間限定で、プランを変更せずに維持している限りいつまでも無料になる。新規顧客と既存顧客の両方が対象になる。
新規顧客は他のキャリアから乗り換えて「T-Mobile One」プランで2回線を申し込むと、最大2回線の無料回線を追加することができる。すなわち月120ドルで最大4回線が利用できる。
既存顧客は現在「T-Mobile One」か「Simple Choice」プランで2回線以上使っていれば最大2回線の無料回線を追加することができる。
とは言え、ほとんどの既存顧客は必要な回線数を既に持っているだろうから、2回線を追加できるとしてもあまり意味がないのではないか。既存回線を無料にするなどの措置も実施してほしいものだ。
なお、追加できる無料回線は1アカウントにつき2回線までなので、「4回線目が無料」というプランを既に使っている既存顧客は、新たに1回線しか無料回線を追加できない。
さらに本番のブラックフライデーには、Galaxy S6などの特定機種を下取りに出すとGalaxy S7の本体価格が無料になるなどのプロモーションを行う。iPhone絡みのプロモーションはない。
というわけで、既存顧客にとってはあまり魅力が感じられないプロモーションになりそうだ。