T-MobileのBinge Onに思わぬ落とし穴

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スマホでビデオ三昧ができるT-MobileのBinge Onに思わぬ落とし穴があった。

Binge Onは特定のビデオストリーミングのデータ使用量がプランのデータ許容量上カウントされないという、上限付のデータプラン加入者にとってはありがたいサービスだ。その代わり動画の品質はDVD画質(480p)に落ちてしまう。

T-Mobileの加入者であれば利用にあたっては特に手続きは不要で、何もしなくても自動的に適用される。デフォルトで「オン」になっており、動画の品質を落としたくないときは設定でBinge Onを「オフ」にすればよい。オン/オフはいつでも変更できる。

T-Mobileのアプリでアカウントを確認してみると、確かにBinge Onが「オン」になっていた。

T-Mobileのアプリより
Binge On設定画面(T-Mobileのアプリより)

YouTube、Netflix、Hulu、HBO Goなど、主要なビデオストリーミングサービスはほとんどがBinge Onの対象になっている。

スマホでWi-Fiをオフにして、回線をLTEに切り替えた後、YouTubeの動画をしばらく視聴してみた。品質が気になることもなく、すこぶる順調に再生された。

するとT-Mobileから突然、「高速データの使用量が80%に達した」と警告するメッセージが来た。

おいおい。YouTubeのデータはカウントされないはずではないか。話が違うぞ。これはT-Mobile側のミスで、本来無料にすべきデータを課金してしまったに違いない。

早速カスタマーサービスに文句を言おうと思ったが、その前に念のため、Binge Onの詳細情報を見直してみた。

すると、T-MobileのサポートページのFAQの中に、データがカウントされないのは「3GB以上のプラン」と書いてあった。今使っている2.5GBのプランではデータが無料にならないわけだ。これは今まで見落としていた。

ビデオ三昧を楽しむためには、今より一つ上のプラン(6GB)に変更しないといけない。家族4人分のファミリープランでは月額20ドル高くなるはずだ。これはちょっと考えものだ。

T-MobileはVerizonの「go90」に対して、ビデオ視聴でデータをたくさん使わせて顧客を高額のプランに移行させようとしているとして批判していた。

T-Mobileも同じことをしている。