SprintがAmazon Primeを無料に

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Sprintが特定顧客にAmazon Primeを1年間無料で提供することにしたが、顧客にとってのメリットはいまいちだ。

Sprintの顧客向けAmazon Prime月極め提供(月10.99ドル)については、当初Amazonの年会費(年99ドル)よりも高いではないかと批判を浴びた。

さらにAmazonが同額の月極め提供を開始したことで、Sprintの顧客限定というところが無意味になってしまった。

そこでSprintは5月13日、特定顧客への無料提供という形を導入して、メリットを打ち出すことにした。対象顧客はAmazon Primeが12か月間無料で利用できる。

対象はBetter ChoiceのXXLプラン(高速データが40GBで月100ドル)に加入している顧客で、新規顧客または既存顧客で同プランに変更した顧客。

Sprintのホームページより
Sprintのホームページより

ところで、このXXLプランというのは要注意だ(XLとLも同様)。データが複数回線でシェアできるが、回線数が少ないと無制限プラン(1回線で月75ドル)よりも高くなってしまうからだ。

例えば1回線の場合、XXLプランでは回線ごとのアクセス料を含めて月120ドル。それなら無制限プランにして、Amazon Primeを月極めで契約した方がお得だ。

2回線でも無制限プランの方がお得、3回線では料金はほぼトントンになるので、無制限の方が有利だ。

4回線ではXXLプランが月180ドルとなるが、無制限プランもAmazon Primeを使わなければ月180ドルで同額となり、Primeを取るか無制限を取るかの選択となる。

特に無制限プランでは4回線目が無料になるプロモーションをすることがあるので、その場合は完全に無制限の方がお得だ。

というわけで、SprintのAmazon Prime絡みの施策はいまいち十分にメリットが打ち出せていない。