Verizonが、ビデオストリーミングのgo90は「騒ぎ過ぎ」だったと述べたと、FireceCableが伝えた。
Verizonのローウェル・マカダムCEOがJPモルガンの投資家向け年次会合の基調講演で述べたもの。
同CEOによると、Verizonはgo90をこんなに大々的に宣伝するつもりはなかったそうだ。確かにサービスを開始した当初は各種メディアで取り上げられたりした。
意図した以上に過剰に宣伝されてしまったということだが、その原因の一端はVerizonにもあるとも述べている。
これは思ったよりも宣伝効果があったということであり、喜んでもいいくらいだろうが、なぜそんなに大したものではないというようなことを言う必要があるのだろうか。別に謙遜して言っているわけでは決してない。
マカダムCEOはさらに、「Verizonはネットワークの構築は得意だが、人気のコンテンツを制作するのは必ずしも得意ではない」とも述べている。通信会社なのだから無理もない。
だからこそ、Verizonはコンテンツ提供事業者を買収したり提携したりしているわけだが、その努力の甲斐もなく、go90のコンテンツは期待したほど魅力的なものになっていないことを認めたことになる。
確かにgo90のコンテンツはあまり魅力が感じられない。ミレニアル世代でないから面白味がわからないのかと思っていたが、ミレニアル世代の間でもあまり人気がないのかもしれない。
コンテンツは期待ほどではないのに、宣伝だけ期待以上にされてしまっては、確かにバランスが悪い。