普通のテーブルや壁などをスマートホーム製品のスイッチにしてしまう製品が登場した。
TechCrunchが紹介するKnockiという製品。Kickstarterで7月2日まで45日間の資金調達をしていたが、目標3万5,000ドルのところ、110万ドル以上が集まるという人気ぶりを見せた。
テーブルや壁などにKnockiを取り付けることで、そのテーブルや壁などを指でタップするとスマートホーム製品をコントロールできるようになるというもの。
同梱の3M製のリムーバブルテープかネジで取り付ける。Wi-Fiを使用してネットや他の製品とつながる。
タップの回数やパターンを変えることで、異なる操作をすることができる。1台のKnockiにつき10種類の操作を登録することができる。
例えばテーブルの下に取り付けて、テーブルをトントンと2回タップすると照明がつき、3回タップするとテレビが映り、4回タップするとピザが注文できるというような使い方。
またドアに取り付けると、訪問者がドアをノックするとスマホに通知が来るとか、特定のパターンでノックするとロックが解錠されるというような使い方も。
AmazonのAlexaなど、スマートホーム製品を音声でコントロールする方法が脚光を浴びているが、騒音があるときや静かに操作したいときなど、音声では使いにくい場面があることは確かだ。
その隙間を埋める、いわば「スキマスイッチ」。