マイカーをFlightCarに預けておいたら、窓ガラスは割られるわ、車内は汚されるわ、ガラスの修理は完了しても車内のクリーニングはできていないわ、サービスは終了してしまうわで、大変なことになった。
再度クリーニングするよう依頼したところ、10日ほど経って事故担当から、車内クリーニングをするかまたはクリーニング用のプリペイドカードで補償するかを検討しているとのメールが来た。
まだ何もしていなかったのか。サービス終了でいろいろ大変なのだろうが、スタートアップ企業にしてはずいぶんゆっくりした対応だ。
この車はもうリースの期限が切れるので、車を返してもらったらその足でトヨタに返しに行かないといけない。クリーニング用のプリペイドカードをもらっても使えない。
すぐに車内クリーニングをするか、さもなければトヨタから余計な請求が来たら払ってくれるようにと依頼した。
その翌日、今度はサービス担当からメールが来た。FlightCarはサービスを終了することになったので、車を引き取りに来るようにとのこと。事故担当から何も聞かされていないようだ。
すぐにでも引き取りたいが、クリーニングの件につき事故担当からの連絡を待っているところだと伝えると、担当に確認してみるとの返事が来た。
それから2日経ってサービス担当から、クリーニングが完了したとのメールが来た。
早速見に行ってみると、車内は結構きれいになっていた。シートなど汚されたところだけでなく、全体がきれいになっていて、ダッシュボードなどはワックスがけもされていた。
ところが、外側が結構傷んでいた。前と後ろのバンパーの下側が、ひどく擦ったような跡が3か所あった。こんな乗用車でダート走行でもしたのだろうかと思うほど。
現場の担当者に伝えたところ、傷んだ箇所の写真を撮り、事故担当に伝えてくれることになった。傷をどうするかは事故担当と話をしてくれとのことだ。
とりあえず、車を引き取り、そのままトヨタに返しに行った。傷のことは何も言われなかった。車を返したことを確認する書類にサインをして、コピーをもらった。これで手続きは終わりだという。
あまりにも簡単なので戸惑った。念のため、超過料金などはあるのかと聞いてみた。特にないと思うが、担当部署で車の状態を調べた上で、何かあれば連絡するとのことだ。
確証はないが、何となく何もない雰囲気だ。やはりこういうときの大企業の対応は違う。安心感がある。
万一何かあればFlightCarに言えばいいが、その時にFlightCarがなくなっていたら困る。何もないことを祈る。