普段は穏やかなVerizonが珍しくCMでSprintに反撃を繰り返している。
最新CM「Best Coverage」には前回同様、俳優でミュージシャンのジェイミー・フォックスが登場。Verizonの4G LTEのカバレッジはSprintよりも3倍も大きいと、ほとんど真っ赤に塗りつぶされたカバレッジマップで説明する。
そこへ同じような服装だがちょっとだらしない感じのSprint側の「ジェイミー・フォックス」と名乗る男が登場。ちょっと見にはカバレッジは変わらないではないかと、右半分は黄色が多いが左半分は白が多いカバレッジマップで反論する。
本物のジェイミー・フォックスが、じゃあマップの左の方はどうなんだいと聞くが、偽物の「ジェイミー・フォックス」は、前に立ちふさがってマップの左側を隠そうとする。
「半額ネットワークに騙されないように」とVerizonが注意を喚起する。
前回のCMは結果的にVerizonとSprintが言い争いになったが、CM自体はSprintを名指ししてはいなかった。
今回はSprintを名指しにした攻撃性の強い比較広告だ。Verizonがこんなにムキになるのは珍しい。
宣伝マンを奪われたのが、よほど気に障ったのだろうか。