T-Mobileがアンキャリア施策の第12弾「Un-carrier 12」を発表した。テーマは「R.I.P. Data Plans(データプランよ、安らかに眠れ)」。
T-Mobileは8月18日、音声・テキストだけでなく高速データも無制限の新プラン「T-Mobile ONE」を発表した。9月6日に実施する。
これがあれば、データ量の上限ごとに細かく料金分けされたデータプランは要らなくなる。
特定のビデオストリーミングのデータが無料になる「Binge On」やデータ繰越しの「Data Stash」も意味がない。
新プランの月額料金は1回線目が70ドル、2回線目が50ドル、3回線目から8回線目までは1回線につき20ドル。
タブレットも月20ドルで高速データが無制限に使用できる。
ビデオはスタンダード品質(480p)となるが、1回線につき月25ドルの追加料金で、高品質のビデオを視聴できるオプションもある。
テザリングも無制限に使えるが、速度は2G相当になる。
月に26GB以上利用するユーザは、ネットワーク混雑時に速度制限がかかることがある。
というわけで、完全に無制限というわけにはいかない。今までのオール無制限プランを、1回線につき25ドル値下げする代わりに、多少制限を増やしたようなものだ。