Googleが10月4日のイベントで発表したHomeは、Amazon Echoよりも少し進化していた。
HomeはEchoと同様の音声アシスト機能付きスピーカー兼スマートホームハブだ。音楽を流したり、質問に答えてくれたり、スケジュールを管理してくれたり、スマートホーム製品をコントロールしたりできるところは、Echoとまったく変わりがない。
外見やイメージは少し違う。Echoは真っ黒な(最近白も追加された)「物体」という感じなのに対し、Homeは本体の上部が白、下部は丸みを帯びていてカラフルなものも含め7色から選べるので、明るく柔らかいイメージだ。
置く場所の色調や雰囲気に合わせて色を選べるのがHomeのメリットだが、テレビやオーディオ製品などと一緒に置くならEchoの方が似合う。
GoogleによればHomeのデザインはワイングラスとキャンドルにインスパイアされたというが、もっと何か似ているものがあったような。芳香剤だ。
TechCrunchの紹介ビデオによると、Homeに「大統領は誰?」と聞くと、「アメリカの大統領はバラク・オバマです」と答えた。
引き続き「彼は何歳?」と聞くと、Homeは「55歳」と答えた。「彼」で前の質問のオバマ大統領のことだと理解したのだ。
同じ質問をEchoにしてみた。「大統領は誰?」と聞くと、Echoは「アメリカの大統領はバラク・オバマです」と答えた。
引き続き「彼は何歳?」と聞くと、Echoは「すみませんが、その質問に対する答えが見つかりません」と返ってきた。「オバマ大統領は何歳?」と聞くときちんと答えられるのに。
Homeの方が少し進化していた。