Netflixがオリジナル作品を映画館で上映

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Netflixがオリジナル作品を映画館で上映することで、映画館チェーンのiPic Entertainmentと提携した。

Wall Street Journalが10月4日に報じ、Netflixも10月6日に正式発表した。

Netflixのオリジナルの10作品を、ストリーミングでの公開と同時にiPicの映画館でも公開する。

同じ作品で自宅のテレビやモバイル端末で観るのと映画館で観るのとではまったく違う体験になる。しかもiPicは映画館といってもそこらの映画館とは違う。高級映画館だ。

iPicのホームページより
iPicのホームページより

豪華なリクライニング式の革のシート、足を伸ばせる広いスペース、テーブルがあって飲食ができ、手元のボタンを押すと忍者のように注文を取りに来て、サーブしてくれる。

これはNetflixのオリジナル作品かどうかに関わらず、一度は観に行ってみたいものだ。

Netflixはこれまでにも単発でオリジナル作品を映画館で上映したことがあった。通常の映画作品と品質が変わらないことを実証するために、2015年にオリジナルの「Beasts of No Nation」を映画館で上映した。

ところがストリーミングと同時公開することを嫌がる劇場主もいて、断られたところもあったそうだ。

今回のiPicとの提携はNetflixにとって初めての長期コミットメントとなる点で注目される。もちろんNATO(全米劇場主協会)は反対している。

当初はロサンゼルスとニューヨークの2か所でスタートする。他の都市にも拡張される可能性もあるらしい。iPicは全米15都市に映画館を持っている。残念なことに、サンフランシスコにはない。

加入者数が頭打ちとなっているNetflixにとって、これで加入者を増やせるかどうか、過大な期待はできないが、Netflixがオスカーを受賞できる可能性は大いに高まると、TechCrunchが指摘している。