Charterの低所得者向けブロードバンドは得難し


Charterの低所得者向けブロードバンドサービスは、なかなか利用できないようになっているらしい。

Charterのホームページより
Charterのホームページより

Charterは30Mbpsで月14.99ドルの低所得者向けブロードバンドサービス「Spectrum Internet Assist」を11月14日に開始したが、FierceCableによると、意図的に利用しにくくしてあるらしい。

消費者保護団体のStopTheCapがCharterのwebサイトで試してみたところ、「インターネットのみ」というオプションを選択すると、ニューヨーク市で利用可能なサービスとしては、100Mbpsのオプションしか出てこない。

これについてFierceCableがCharterに問い合わせたところ、「NYでは毎日低価格のインターネットが利用可能」というとぼけた回答しか返ってこなかったという。

低所得者向けのブロードバンドサービスの提供は、CharterがTime Warner CableとBright Houseを買収・合併した際の条件となっている。

合併の手続き完了後60日以内に低所得者向けサービスの提供を開始するとしていたもの。合併手続きが完了したのは今年の春のことだから、とっくに期限は過ぎている。

合併によるメリットだけを享受して義務を果たさないのは、イケてない。