ベーコン味のチョコ


スーパーで見つけたベーコンとチョコレートのコラボレーション。未知の領域だ。買おうか買うまいか、15分くらい躊躇する。カレー味のチョコで鍛えたのだからという自信をかすかな頼りに、勇気を奮って買ってみた。

箱の裏には考案者のメッセージ。ベーコンとチョコレートを組み合わせる取り組みは6才のときに始めた。メイプルシロップのかかったチョコレートチップのパンケーキと、それに添えられていた3枚のベーコンが、皿の中で奇跡を起こした。

食べてみたら案外いける。ベーコンのしょっぱさと香ばしさとカリカリ感がチョコの美味しさのじゃまにならない程度に控えめに付加されている。

これと似たような、しかし対照的なのが「ジンギスカンキャラメル」。以前話題になった北海道土産だ。ジンギスカンキャラメルの味を表現するのは難しいが、ウィキペディアが見事に説明しているので引用させていただく。

「味に関して、製品の名前には『ジンギスカン』と冠されているが、予想に反して成分に羊肉は使われていない(詳細後述)。そのため、「肉の味」を期待して食すると期待外れとなる。すなわち、味は『ジンギスカン』から肉(肉汁を含む)を除いた味をイメージさせるものとなる。具体的には、キャラメルの甘い味と香ばしいカラメルの香りに、ニンニクの味と香りとネギ(もしくはタマネギ)の味と香りが加味された味覚である。後者の味・香りは隠し味的に控えめに付加されたものではなく、大胆ともいえる力強さで加えられている。このため、この両者の味・香りは、統合・調和するというよりも、口の中で激しく衝突をし、何度噛みしめても交わることがない。なお、後者の味・香りは力強いため、製品が口の中から食道へ通過した後も、香りが口の中にしばらくの間とどまる現象を示す。全体としては、キャラメルの味ともジンギスカンの味とも異なる、他に似ている食品をあげることができないようなユニークな味を、また一度食べると忘れられないような味を作り出すことに成功しているといえよう。」

Leave a Reply