AT&Tの100%光ファイバによるギガビットインターネットサービス「AT&T Fiber」が提供地域をさらに拡張したが、まだ利用できる地域は限られている。
AT&Tの発表によれば、今回の拡張対象地域は既にサービスを提供している17都市圏の中で提供都市をさらに50都市近く増やして、提供地域の密度を高めようというもの。
ロサンゼルスやシカゴなどの大都市圏は今回の拡張の対象になっているが、サンフランシスコは対象になっていない。
ちなみに我が家はサンフランシスコの南のサンブルーノに位置するが、Fiberが提供される気配はまったくない。AT&T Fiberのサイトで住所を入力してサービス地域かどうかを確認すると、残念ながら提供地域ではないが最大45Mbpsのサービスは可能だと出た。45Mbpsならまだいい方だ。

サンフランシスコのダウンタウンでもFiberが利用できるのはごく一部の地域に限られる。以前住んでいたSOMA地区の住所を入れてみたら、まだ提供地域になっていない。利用できるのは最大12Mbpsのサービスと出た。最近スタートアップなどが続々と集まっている人気の地域でもこの有様だ。

いつも利用している動物病院がサンフランシスコの西部のインナーサンセットという地区にあるが、そこはFiberどころかU-verseさえもない。利用できるのは最大6Mbpsのサービス(おそらくDSL)ということだ。
サンフランシスコは昔からAT&Tの縄張りだが、Fiberに関してはそれほど張り巡らされているわけではない。