T-Mobileが6月からサーチャージを値上げすることになった。
値上げするのは「Regulatory Programs & Telco Recovery Fee」という項目。E911など、政府から提供義務を負わされている部分のコストをカバーしたり、他のキャリアへの接続料の支払いをカバーしたりするもの。
今まで1回線につき月2.71ドル(データ専用プランの場合は0.98ドル)だったのが3.18ドル(データ専用プランの場合は1.16ドル)となる。実施は6月10日から。
税金・サーチャージ込みのT-Mobile ONEについては適用せず、それ以外のプランについて値上げする。
これは政府に支払う税金ではなく、T-Mobileの懐に入るお金だから、実質的には料金の値上げと同じことだ。
T-Mobileは2015年3月の「Un-carrier 9.0」で、「将来値下げすることはあっても値上げはしない」と約束したではないか。
わずかとは言え値上げは値上げ。これは約束違反だ。がっかりだ。アンキャリアのT-Mobileらしくない。
Sprintとの合併話が再燃しているので、T-Mobileもキャリアに戻ろうとしているのではないか。
そろそろキャリア変更のときが来たか。ただ、他のキャリアもそれ以上のサーチャージを設定しているから、悩ましいところだ。