ドーナツ屋さんに失望したときの虚しさは

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美味しいドーナツのお店を発見したときの喜びは何物にも代え難いが、ドーナツ屋さんに失望したときの虚しさは何とも堪え難い。

ストーリーとは無関係
ストーリーとは無関係

最近、2店のドーナツ屋さんに失望した。

1店目は、新しく発見したドーナツ屋さんで、カスタードクリームの入ったドーナツホールが気に入っていたが、ある出来事で失望した。

最初、客は筆者のみ。店員はヒスパニック系のおばさん。筆者が「これとこれを2個ずつ」などと注文を始めた。その途中で「それは売り切れなのよ」と言われ、「ああ、そう」と、少し考えて別のものを頼もうとした途端、後から入ってきたアジア系の中年男性が、「これを何個、あれを何個」と注文を始めた。

こっちがまだ注文している途中ではないか。こういうときは、通常は店員が、「こちらの方が先ですので」とか言って、後から来た客を後回しにするものだ。何とそのおばさんは、その男の注文に応じ始めた。

その間、こちらは黙って待っているしかなかった。その中年男性は支払いを終えて何事もなかったかのように出て行き、おばさんも何事もなかったかのようにこちらの注文聞きを再開した。

どうやら順番を守るという文化がない人たちらしい。そういう文化には馴染めそうもない。

2店目は、家内の体験。やはり新しく発見した小さなドーナツ屋さんで、ベーコン入りなど、珍しいドーナツを置いている。ベーコン入りドーナツは1度試したきりだが、フレンチクルーラーなどが気に入って何度か利用していた。

そのお店に家内が買いに行ったときの出来事。店員さんはアジア系のおばさん。いろいろ取り混ぜて1ダースを注文し、箱に詰めてもらっていたとき、ドーナツを1個床に落としてしまった。そのおばさんは、何と落としたドーナツを拾って箱に入れてしまった。

家内が、「それ、落ちたよね」と言うと、「いや、落ちてない」としらを切る。落ちたのを確かに見ていた家内は、「現金が足りない」と口実をつけて(そのお店はクレジットカードを受け付けず、現金払いのみ)、買わずに帰って来たという。もう絶対行かないと言い張っている。

落ちたものを落ちていないことにしてしまう文化も馴染めそうもない。

こんな体験はアメリカでは珍しくない、という出来事は多々あるが、上記の2体験はアメリカでも珍しい。

それにしても、ドーナツ屋さんに失望したときの虚しさは、心にぽっかりとドーナツの穴が空いたようだ。