Google Glassがアップデートされた


Google Glassが突然ソフトウェアアップデートされて反響を呼んでいる。

何しろ、3年ぶりのアップデートだ。しかもアップデートされないと思われていたので驚きだ。

内容はバグの修正とパフォーマンス改善。Bluetoothによる外付けキーボードの接続が可能になったようだ。

ところで、Google Glassは2015年1月に死んだはずだった。正確には製品化の目処が立たないまま評価プログラムが終了した。

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今回のアップデートに関しては、それに至った経緯や背景などの説明は何もないが、Independentなどは「Google Glassの復活の兆し」などと伝えている。

South China Morning Postが報じているように、Appleが6月5日から開催した世界開発者会議(WWDC 2017)で披露したAR技術は、Google Glassの再来を想起させるものだというところも、復活説を後押しする。

一方、The Vergeはどちらかと言えば悲観的だ。おそらく3年前にアップデートのプッシュをするのを忘れていたので、誰も気づかないだろうとは思いながらも今更ながらプッシュしたか、あるいはセルゲイ・ブリンがまだGoogle Glassを使っていて、外付けキーボードを使いたかったのだろうと推測している。

本件に関して、事情に詳しい関係者はまだ口を閉ざしているようだ。