モバイルペイメントで急速に普及しつつあるNFCがカクテルパーティーでも活躍している様子がTechCrunchで紹介されていた。
カクテルパーティーというのは普段あまり縁がないが、典型的な社交パーティーとのイメージがある。フォーマルなパーティーが多いようだ。おっと、今興味があるのはパーティーではなくNFCの方。
カクテルパーティーでNFCがどのように使われるかというと、まずゲストにNFC付きのブレスレットが配られる。これはTagstandが開発したものだ。

ゲストはカクテルをテイスティングしたときに、バーのカウンターにあるNFCリーダーにブレスレットをタップする。すると翌週月曜日にそのカクテルのレシピがメールで送られてくる。メールを送る部分はTasting Tableが担当する。ゲストは何を飲んだか覚えるのは大変なので、このような仕組みはありがたいとの声が多いようだ。
さらにNFCブレスレットはFacebookやTwitterとも連動させることができる。といっても酒を飲んでいるところが公開されるわけではなく、写真ブースで撮った写真をすぐにアップできる、Facebook Placesでチェックインできる、図書館のウォールからツイートできるなど。ブレスレットをタップするだけでいろいろなことができてしまうようだ。
ただでさえ社交的なパーティーが、NFCを使ってソーシャルメディアと連携して、ますますソーシャル度がアップしてしまう。
料金の支払いだけでなく、他にもいろいろな応用ができそうだ。NFC恐るべし。
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