T-MobileからVerizonに乗り換えてみた(その1)


このたび訳あって、T-MobileからVerizonに乗り換えることにした。

今までT-MobileでiPhone 6 Plusを4台使っていたが、3台をVerizonに乗り換えることにした。1台は使わないので単に解約することにした。

T-Mobileのサービスに特に大きな不満や問題があったわけではないが、Sprintに乗り換えると無制限プランの月額料金が1年間無料になるという史上最強のプロモーションをしていたので、乗り換えを真剣に検討したのがきっかけだ。

ところがよく調べてみたら、SprintのプロモーションはVerizonの顧客でないと使えないことがわかった。他のキャリアの顧客でもいいようなことが書いてあったが、Sprintのネットワークで使える端末を持っていることが条件になっていたので、事実上Verizonの顧客に限られることがわかった。

それならT-Mobileから一旦Verizonに乗り換えて、それからSprintに乗り換えればいいのではないかという、単純明快な発想が動機だ。今のプロモーションは終わってしまうだろうが、またいつか同様のプロモーションがあるに違いない。

果たしてうまくいくのか、何か落とし穴があるのではないか。不安がないわけではないが、とにかくやってみることにした。

間の悪いことに、その決意をして事前に作戦を練っている間の7月12日に、Verizonの顧客データがハッキングされて流出するという事件が発生した。ZDNetは「1,400万件の顧客データが流出」と報じたが、Verizonは「いや、600万件だ」と訂正した。

少しくじけそうになったが、これで逆にセキュリティが強化され、今までより安全になるのではないかとの期待のもと、Verizonのオンライン販売サイトでiPhone 7 Plusを3台申し込むことにした。

まずは何かプロモーションがないかと調べてみた。VerizonのiPhone 7 Plusに関しては特になかった。iPadも同時に買えば200ドル引きになるというのはあったが、iPadは既に持っているのでいらない。他社からの乗り換えを促進するようなプロモーションも何もない。

Grouponのクーポンサイトに「VerizonのiPhone 7または7 Plusが100ドル割引になる」というのを見つけた。Wantacodeというサイトにも同様のクーポンがあった。

Grouponのクーポンサイトより

ただし、この種のクーポンには不正なものや期限切れのものなどもあり、いざ使おうとしたら使えなかったということが珍しくない。あまり信用はできないが、一応使えるか試してみることにする。

VerizonのiPhone 7 Plus購入サイトへは、Verizonのトップページからワンクリックで行ける。トップページで「Shop」→「Phones & Devices」→「iPhone 7 Plus」と順にカーソルを重ねて行き、最後に1回クリックするだけだ。

VerizonのiPhone 7 Plus販売サイトより

128GBのiPhone 7 Plusを3台選び、プランはM(4GB)を選んで、チェックアウトのページに行く。支払いをする前にクーポンが使えるのか試してみたい。クーポンコードをどこで入れるのかがわからない。

チェックアウトページのどこかにクーポンコードを入れる場所がありそうなものだが、特に見当たらない。クーポンサイトからVerizonのホームページに行かないといけないのかと思い、一旦キャンセルしてやり直してみた。

2つのクーポンサイトからVerizonのホームページに行ってみたが、状況は同じ。自動的に割引が適用されている気配もない。

もう少し先へ進まないと出てこないのか。とは言え、もうクレジットカード情報を入れる直前まで来ている。これから先、カード情報を入力してボタンを押すと支払いが完了してしまいそうで怖い。

支払いが完了してしまうと、後からクーポンコードを入れるのはおそらく困難だ。

もう少し調べてから再トライすることにする。