Dunkin’ Donutsはコーヒーがメインであるという証拠


Dunkin’ Donutsはその名前からするとドーナツがメインと思われがちだが、実はコーヒーがメインだ。

前々からいくつかその兆候があった。

第1に、ロゴがコーヒーのマークだ。ロゴにはドーナツの片鱗もない。

第2に、Dunkin’ Donutsはコーヒーが美味しい外食チェーンとして常にトップ評価を得ている。顧客ロイヤルティの外食コーヒー部門でも11年連続でトップの座をキープしている。

第3に、Dunkin’ Donutsが8月7日から試行的にメニューを簡素化している。直接ドーナツがリストラの対象になっているわけではないが、もっとコーヒーに集中しようという努力の現われと考えられる。

第4に、CNN Moneyによると、Dunkin’ Donutsはその名前から「Donuts」を削除することを検討している。8月にカリフォルニア州パサデナで試行導入し、その他の地域でもいくつか今年中に導入して様子を見た後、正式に導入するかどうかを来年には決めるということだ。

これだけでは、まだコーヒーがメインである証拠としては弱いが、今回、決定的な証拠が見つかった。

InvestopediaがStarbucksとDunkin’ Donutsのビジネスモデルを比較しているが、その中で、「Dunkin’ Donutsはメインでコーヒーを提供し、ついでにドーナツも提供している」とはっきり書いてある。

そもそも、Dunkin’ DonutsをStarbucksと比べる時点で、すでにコーヒーがメインであることは明白だ。これは業界の常識だったのか。