iPhone Xは10月27日に予約受付が開始されるが、iPhoneアップグレードプログラムのメンバーには予約手続きの一部が先行開始された。
iPhone Xは品薄状態が予想されている。早い者勝ちなので、最新スマホを一刻も早く手にしたいユーザにとっては、予約手続きを一刻も早く完了することが最大の関心事。
Appleは「iPhoneアップグレードプログラム」のメンバーに対し、iPhone Xの予約手続きの一部を先行して、10月23日に開始した。
ただし、この手続きを踏んだとしても販売開始日にIPhone Xが必ず入手できるとは限らない。先行してできることは、端末代金の分割払いにかかるローン会社(Citizens One)の承認手続きの部分のみ。
これにより、10月27日からの予約手続きの際に、最後のチェックアウトの手続きが多少簡略化されるので、他のユーザよりも早く予約手続きを完了できる可能性がある。
このことで、AppleにはiPhoneアップグレードプログラムがあったのだと、改めて思い知らされた。
このプログラムは、iPhoneの本体代金を24回の分割払いとし、12回を払い終えると新しいiPhoneに買い替えができるというもの。
キャリアの24回分割払いに比べると月々の支払額はAppleの方が5ドル程度高くなるが、端末保証制度のApple Care+が付いていることを考慮すると、Appleの方がややお得になる。
Business Insiderは、iPhone Xを購入する賢い方法としてiPhoneアップグレードプログラムの利用を勧めている。
ただ、実際にはあまり利用されていないようだ。ほとんどのユーザはiPhoneをキャリアから購入しており、Appleから直接購入しているのは12%にすぎないとの情報も同誌で紹介されている。
上記の「Appleの方がややお得になる」というのは、キャリアが割引やキャンペーンなどをしていない場合と比較したもので、キャリアのキャンペーンなどを利用すると、キャリアの方がお得になる可能性はある。
キャリアのiPhone Xのキャンペーンがそろそろ出始めている。