VerizonとSprintがデータ料値上げ


Verizon Wirelessがデータ料金を値上げした。正確には値上げではないが、今までやっていた4G LTEのデータ倍量プロモーションを6月5日で終了してしまった。

今までは月額30ドルで4GBまで使えたのが2GBまでに、月額50ドルで10GBまで使えたのが5GBまでに、月額80ドルで20GBまで使えたのが10GBまでになる。

別にVerizonを新たに契約する予定はなかったので影響なし、と思っていたところ、Sprintからテキストメッセージで料金変更の案内が。嫌な予感。

Sprintからの案内は、モバイルホットスポットが、今まで月額30ドルで使い放題だったところ、6月利用分から月々のデータ量上限が5GBになるという。こちらも正確には値上げではないが、上限を超えると1MBあたり0.05ドルが加算されるので、今まで5GB以上使っていたユーザーにとっては値上げだ。なお、ホットスポットでない通常のデータは今のところまだ使い放題のまま維持される。

データ使い放題が良くてSprintを選んだのに、ホットスポットだけとはいえ、使い放題でなくなったのはとても残念だ。

それにしても、VerizonとSprintが同じような時期にデータ料を実質値上げするとは。奇しくもGalaxy S IIIの予約受付がAT&T、Verizon、Sprintの3社揃って6月6日から始まった。

Androinicaによれば、Verizonがデータ倍増プロモーションをGalaxy S III予約開始の前日に終了したのは、Galaxy S IIIのデータ使用量がハンパじゃないことが予想されるからか、それとも単に前から予定していたプロモーション期間が終わっただけかのどちらかだという。(それはそのどちらかだろう。)

確かにVerizonのデータ倍増プロモーションは最初から期間限定との注意書きがあった。ただ、いつまでと明記されていなかったので、期間限定とはいいながらもおそらくいつまでもやるのだろうと思っていた。本日限りの値引きセールを毎日やるようなものだ。それが本当に期間限定だったとは、逆に驚きだ。

それよりも何よりもSprintのデータ完全定額制が完全に崩れることがないように、一生懸命祈りたい。

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