AAAの二重課金に悩まされる(その5)


AAAの住宅保険が二重課金され、支払いを二重にしてしまったので返金を要求しているが、なかなか処理してくれない件の続編。

AAAの担当者に話をしても埒が明かなかったので、クレジットカード会社に返金請求をすることにした。

クレジットカードの返金請求は、通常は、オンライン上で明細書の該当項目をクリックすると、「Dispute(異議申出)する」というオプションが出るので、それをクリックして、理由をリストから選択して送信ボタンをクリックすれば、自動的に受け付けて処理してくれる。

ところが、今回の件は、自動的には受け付けてくれず、「電話するように」とのメッセージが出た。同じ件で前にも電話しているからかもしれない。60日を過ぎると受け付けられなくなるとも書いてあった。二重払いをしてから60日を少し過ぎていた。

「電話するように」とのメッセージに表示されていた電話番号に電話をかけてみた。前回電話したときはインドなまりの英語だったが、今回はアフリカ系アメリカ人と思われる英語だった。

こちらから、11月の181.80ドルの「支払い(Payment)」は二重払いなので返金してほしい、と告げると、そのような「支払い」の記録はないと言うので、ドキッとした。

向こうの記録によれば何月何日に何ドル、何月何日に何ドルの「支払い」があるが、181.80ドルの支払いの記録は見当たらないと言う。向こうが言っていた金額はカードの利用金額が銀行口座から引き落とされた金額だった。

カードで支払った個々の項目は、「購入(purchase)」と言わないといけなかったらしい。181.80ドルの「購入」の記録はあるかと聞いてみたら、該当の項目が見つかった。ただし、これは二重課金にはなっていないという。

そこで、8月に2回「購入」して2回「返金」されて、9月に1回「購入」して、11月に再度遅延利息付きで「購入」したものだが、9月に既に「購入」していたので、11月の「購入」は不要だったと、複雑な二重払いの状況を説明した。

この件はAAAにはクレームしたのか、と言うので、何度もクレームして、オフィスにも何度も足を運んだと説明した。

では、これは削除しておく、と快く受け入れてくれた。

えっ、本当にいいの? と思うぐらい、いとも簡単に処理してくれた。

こちらとしては「調査の上回答します」でもよかったのに。おそらくこれから調査するのだろうが、調査する前にまず削除してくれるという思い切った措置だ。

ただ、これまでの経緯を見ると、本当にきちんと削除してくれるのかどうか、まだ安心はできない。