Google LensがiPhoneでも使えるようになった


Google LensがiPhoneなどのiOS端末でも使えるようになった。

Googleが2017年5月に発表した「Google Lens」は、当初はGoogleのスマホ「Pixel」でしか使えなかったが、その後他のAndroid端末でも使えるようになり、さらにこの度iPhoneなどのiOS端末でも使えるようになった。

さっそくiPhoneで使ってみた。

Googleの写真アプリ「Google Photos」をインストールして開き、表示されている写真の中から任意の写真を選ぶと画面下に「Lens」のアイコンが現れた。

これをタップすると、画面が薄暗くなり大小の点や線が出たり消えたりして何やら分析している様子が伺え、1秒から数秒後に結果が表示された。

関連情報はGoogleの検索結果の中から適切な情報を引っ張ってきているようで、Wikipediaの説明の一部が表示されることもあれば、候補の情報が小さな写真とともに表示されることもある。

関連情報中の「Wikipedia」のリンクや写真をタップすると詳細情報の画面に切り替わり、関連情報の下に表示される「Search results」をタップすると検索結果の画面に切り替わる。

まったく的外れな情報を表示したり、写真中のテキストだけを認識して表示したりすることもある。特に関連情報がなかったり画像が不明瞭だったりすると、「あまりよくわからない」というような返事が返ってくることもある。

いくつか試したところでは、「あまりよくわからない」ケースが多かった。どうってことのない写真が多かったからだろう。

有名な建物やお店や風景などが写っていると的確な情報が表示されることが多かった。花や鳥や動物たちもかなりの精度で関連情報が出てきた。

的確な情報が出てきたときは一種の達成感がある。いろいろなものを写真に撮ってみたくなってきた。