Dunkin’は食べたり飲んだりするだけでなく、履くこともできる。
Dunkin’と言えばドーナツやコーヒーの話題だろうと思うだろうが、今回はランニングシューズの話。
このほどDunkin’はスポーツシューズメーカーのSauconyと提携してドーナツデザインのラニングシューズを開発した。3月27日に予約受付を開始し、4月3日に販売を開始する。
ドーナツデザインと言っても、シューズの真ん中に穴があいているわけではない。ホワイトのKinvara 9モデルをベースにして、ストロベリースプリンクルをイメージした模様や、Dunkin’ Donutsのロゴやイメージカラーのオレンジとピンクのラインを入れたりしたもの。
Dunkin’がなぜランニングシューズなのかと言うと、本社がボストン近郊にあるからだ。ボストンと言えば毎年4月の第3月曜日にボストンマラソンが開催される。5年前の2013年大会では爆弾テロ事件が起こったのは記憶に新しい。
シューズメーカーのSauconyもボストン近郊に本社があるので、両社がコラボするのは自然な成り行きだ。
かかと部分の縦のラインにはDunkin’のキャッチフレーズの「America Runs on Dunkin’」が記されている。
Dunkin’はこれまでアメリカ人にドーナツとコーヒーで元気を与えて来たので、「アメリカはDunkin’で成り立っている」ようなものだったが、これからは「アメリカはDunkin’を履いて走る」こともできる。