UberがJUMPを買収


UberがバイクシェアリングのJUMPを買収した。

JUMP Bikesのプレスキットより

JUMP Bikes(会社名はSocial Bicycles, Inc.)は電動アシスト自転車により、ドッキングステーションのない「ドックレス」のバイクシェアリングサービスをサンフランシスコで2018年1月から試行提供している。

1月末にはUberがJUMPと提携して配車アプリにバイクシェアリングサービスを統合した「Uber Bike」を発表した。これにより、Uberのサービスには、最安の「自転車」というメニューが加わることになった。

Uberはそれに飽き足らず、JUMPを買収してしまった。4月9日に買収合意を発表した。買収金額は明らかにしていないが、TechCrunchによれば、2億ドル近いと見られる。

Uberのサービスメニューが拡充するとともに、バイクシェアリング市場も最近急速に賑やかになってきた。LimeBikeなど競合サービスの動きも活発だ。

「ドックレス」かつ電動アシストである点が、今のところ競争上有利なようだ。