Sprintがシニア向け無制限プランを導入


Sprintは5月18日、シニア向けの無制限プラン「Unlimited 55+」を導入した。

Sprintの発表文書より

55才以上の顧客は2回線で月70ドル、すなわち1回線あたり月35ドルで音声、テキスト、データがオール無制限のプランが利用できる。

Sprintの通常の無制限プランは2回線で月100ドルなので、月30ドルの節約になる。ただし55才以上のプランではビデオが480pになるなど、品質や速度に一定の制限がかかる。

1回線あたり月10ドルを追加で支払うことにより通常プランの品質・速度にアップグレードすることも可能。

ところで、この55才以上向けプランは、言うまでもなくT-Mobileの55才以上向け無制限プラン「Unlimited 55+」に追随したものだ。2回線で月70ドルという料金額もT-Mobileと同じだ。

T-Mobileに対抗するのなら、料金をT-Mobileよりも安くしていたところだが、両社は合併で合意したところなので、対抗姿勢をむき出しにするのはやめにしたようだ。

合併はまだ実現していないが、早くも合併の弊害が出ているような気がする。