車の運転中に他の車に対して多彩な意思表示ができる装置が開発され、発送が待ち望まれている。
「CarWink」には直径12センチの円形のLEDディスプレイが付いている。これを車のリアウインドウに取り付けて、後続車に文字や図形やアニメーションでメッセージや意思を伝えようというもの。
ディスプレイが円形というところが特徴的。今トレンディーなEmoji(絵文字)を表示するには都合がいい。電源は太陽光かUSB。市販予定価格は1台120ドル。
ディスプレイに表示させるときは音声操作か、スマホでアイコンを選択することになるが、おそらく運転中だろうからなるべく音声で行うことが望ましい。
日本では割り込みさせてくれた車に対してハザードランプを点滅させて感謝の意を示す慣習があるが、これは国際的に通用するわけではない。
絵文字という世界共通の言語で、多彩できめ細かな意思表示ができるようにしようというアイデアはなかなかいい。
デジタルナンバープレートにメッセージを表示するという方法もあるが、そうするとナンバーが見えにくくなるので、CarWinkの方がまだいい。
2017年11月から2018年1月にかけてKickstarterやIndiegogoなどで資金調達キャンペーンを実施し、目標額を超える資金を調達して順調にスタートした。
当初2018年6-8月に発送予定だったが、今のところ遅れて11月の発送予定になったというのが少々心配だ。