ロボットが調理するハンバーガーショップがオープン


ロボットが調理するハンバーガーショップが6月27日にサンフランシスコでオープンする。

Creatorのホームページより

このロボットを開発したのはCreatorというベンチャー企業。レストランの場所は680 Folsom Street。マーケットストリートの南のSOMAと呼ばれる地域。

タブレットを通して人間のコンシェルジュにオーダーすると、ロボットの中でその日に焼いたばかりのバンズがチューブから押し出され、2枚にスライスされて、焼かれてバターを塗られて、ソースとスパイスが塗られて、ピクルスとトマトとオニオンがスライスされて、チーズが削られて、牛肉が挽かれて焼かれてパテになって、レタスとともにバンズに乗って出てくる。

最初から最後まで全自動。注文してから5分。ロボットは全体がガラス張りなので出来上がるまでの工程を見ることができる。

チーズバーガーが1個6ドル。人件費や家賃が節約できる分、高級な材料を使用するとのことだ。新鮮な材料を使い、センサーで焼き具合などが完璧に管理されて、出来立てが食べられるので、実にうまいそうだ。

そう言えば、随分前に同じようなコンセプトで、ロボットがハンバーガーを作るレストランがあったなと思って調べてみたら、2年前のニュースと同じものだった。

つまり、2年前にオープンするはずが、延び延びになっていて、今般やっとオープンにこぎつけたということのようだ。開発を始めたのは8年前とのこと。

いろいろあったに違いない。何はともあれ、めでたい。