Krispy Kremeが81周年で画期的な変更


Krispy Kremeが創立81周年を迎え、画期的な方針変更を行った。

7月13日はKrispy Kremeの創立記念日。これを記念してKrispy Kremeではこれまで毎年、どんなドーナツでも1ダース買うとオリジナルグレーズドドーナツ1ダースが創業年数に1セントをかけた値段で買えるというプロモーションを実施してきた。

たとえば去年は、オリジナルグレーズドドーナツ1ダースが80セントで買えた。

ただ、その仕組みだと1ダースの値段がだんだん高くなっていき、いつの日か定価より高くなってしまうことが心配された。

(実際には毎年1セントずつ値上げして定価を超えるには、定価が変わらないとしても1000年以上かかる計算になるので、そう心配することもないが、1年毎にプロモーションの魅力がだんだん薄れていくことは確かだ。)

今年のプロモーションでその心配が解消した。今年はどんなドーナツでも1ダース買うと、オリジナルグレーズドドーナツ1ダースが1ドルで買えることになった。すなわち、創業年数にかかわらない価格設定になった。

Krispy KremeからのDMより

これにより、だんだん値段が上がってそのうち定価を超えるのではないかとの心配がなくなったという意味で、画期的な方針変更だ。

ただし、今年は81セントで買えると思っていたら1ドルに値上がりしたということで、20年分損したような、「裏切られた感」は否めない。

また、これまでのプロモーションは創立記念日の前後数日以内に1日限りのイベントとして実施されていたが、今年は創立記念日の2週間後となる7月27日に実施された。

その理由は定かではないが、値上げというあまり嬉しくないニュースと考え合わせると、13日が金曜日に重なったことと関係があると考えざるをえない。