Lyftが550ドルをくれるというが

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Lyftが自家用車を使わない人に550ドルくれるというキャンペーンを実施中。

と言っても、550ドルをポンと現金でくれるわけではない。各種乗り物のクーポン券550ドル相当がもらえるというもの。

内訳は、Lyftの相乗り型サービスが300ドル分、バイク(自転車)シェアリング「Divvy」の1か月パスが45ドル分、カーシェアリングサービス「Zipcar」が100ドル分、「L」サービスの電車とバスが105ドル分。

これをもらうためには、自家用車に乗るのを30日間我慢すればよい。自家用車を持っていない人はそもそも資格がない。キャンペーンの申込みをする際に自家用車を持っていることを証明する必要がある。

また、30日の対象期間中、各種乗り物を利用した体験をSNSに投稿することが奨励されており、また開始の前後にインタビューもある。

キャンペーンの目的は、車の維持費の半額程度のコストでこんなに便利なサービスが利用でき、「車がなくてもやっていけるじゃないか」ということを実感してもらい、車を所有しないでライドシェアリングなどを利用する方向へと住民を誘導すること。

ところで、このキャンペーンを利用するためには車を持っている必要があるので、現在持っていない人はまず車を購入する必要がある。そうするとキャンペーンの趣旨に反してしまうという問題がある。

30日間我慢している間でも、車も鍵も手元にあるので、乗ろうと思えば乗れる状態だ。本当に乗っていないかどうかは正直ベースということになり、これをLyftが確認するすべはない。

30日が過ぎた後は、おそらくまた車を使う生活に戻ることになる。車があるのだからそれを使った方がいい。

もう1つ大きな問題は、シカゴの住民でないと利用できない。今回のキャンペーンは、シカゴの住民100人を対象に実施するもの。

年内にポートランドの住民を対象に、「自家用車に乗るのを1年間我慢しよう」キャンペーンも実施するらしいが、1年間車に乗らないで放って置くとバッテリーが上がってしまう。

いろいろ問題は多いが、地元で実施された暁には是非試してみることとしたい。