SprintからT-Mobileに乗り換えてみる(その1)


iPhone XSの予約受付開始とともに、2台買うと700ドル返金されるというプロモーションが開始されたので、これを利用すべく、SprintからT-Mobileに乗り換えることにした。

AT&TとVerizonも同様のプロモーションをしていたが、プランの内容・料金ではT-Mobileが一番コスパがいい。特に海外でも追加料金なしでテキストとデータが使えるところが重要な要素だった。

ちなみにT-Mobileはこのプロモーションの他に、既存のiPhoneを下取りに出すと新iPhoneが最大300ドル割引になるというプロモーションをしていて、どちらかを選べるようになっているが、両方を選ぶことはできない。

2台買って700ドル返金される方は既存端末を下取りに出す必要はないので、これを選んで、既存のiPhoneは中古端末買取業者に買い取ってもらえば、実質的に両方のプロモーションを選んだのと同じようなことになるのでお得だ。

ネットワークのカバレッジに不安がないわけではないが、1つの期待としては、新iPhoneが600MHz帯(Band 71)の周波数をサポートするようになったこと。これによりT-Mobileのネットワークのカバレッジが格段に良くなる可能性がある。それを確かめるためにも、今回T-Mobileに乗り換えるのは有意義だ。

今持っているのはSprintの回線でiPhone 7 Plusが3台。これを全部T-MobileのiPhone XSに変更することにする。

T-Mobileのオンライン販売サイトより

T-Mobileのwebサイトで、新規にiPhone XSを3台申し込んでみた。色と容量によって発送予定日が変わる。64GBはどの色でも発送予定日は「9/26-10/2」となっていたが、256GBはゴールドとシルバーが「10/10-10/26」、スペースグレイが「10/3-10/9」、512GBはどの色も「10/10-10/26」と表示された。

一番早く入手できる64GBモデルを3色、それぞれ色違いで3台を購入することにした。1台につき頭金が279.99ドル、月々30ドルの24回払いと表示されていた。

オンラインでの申込手続は初めのうちはスムーズに進んだが、最後の支払いの画面で躓いた。クレジットカード番号の入力ができない。数字を入力しても画面に反映されない。パソコンがフリーズしているわけではなく、まったく反応がないわけでもない。キーを打ち込むたびに入力欄が一瞬動くのだが、その後打ち込んだはずの数字は画面には表示されず、何も入力していない状態になってしまう。氏名や有効期限など、他の入力欄は問題なかったので、クレジットカード番号の欄だけの問題だ。

画面をリフレッシュしたりして何度かやり直してみたが、状況は変わらない。他の人も同じ状況なのかどうかはわからないが、もし同じだとすると、ここで諦めてしまった人も多いのではないか。T-Mobileは多くの顧客を獲得するチャンスをみすみす逃した可能性がある。

一時的なサイトの不具合かもしないので、時間を置いてから再度やってみることにする。