Verizonが5Gに向け組織改正


Verizonが顧客対応強化を主眼とした組織改正を発表した。

5G時代に向けて顧客対応を強化しながら新ネットワークと「Intelligent Edge」プラットフォームを構築して新たな顧客体験を提供しようという狙い。実施日は2019年1月1日。

「Verizon 2.0」と謳っている。ハンス・ベストバーグCEOになってからの初めての大改革。

これまでサービス別に分かれていたオペレーション部門を顧客別に分けることとし、「コンシューマ」、「ビジネス」、「メディア/Oath」の3グループに再編する。

それに伴い、これまでのワイヤレス部門だった「Verizon Wireless」はなくなり、それぞれのグループの中に無線事業と有線事業が含まれることとなる。

他に共通部門として「グローバルネットワーク・テクノロジー」と「本社」があり、各グループをサポートする体制となる。

5Gのビジネスチャンスをものにできるかどうかは顧客対応にかかっている、という理念を具現化したものだろう。