ローミングはSprintが良かった


SprintからT-Mobileに乗り換えてわかったことのひとつ。ローミングはSprintの方が良かった!

T-Mobileに乗り換えてから日本でローミングの使い勝手を試してみたら、データの速度がひどく遅いのでがっかりした。

今使っているT-Mobileのプラン「T-Mobile ONE」では、無料で利用できる海外ローミングのデータ速度は2G速度(128kbps程度)とされているが、実際に測ってみたら、上下とも0.06Mbps、すなわち60kbps。公称速度の半分以下ではないか。

電波は一応「LTE」と表示されているが、アンテナマークは1本しか立っていない。コントロールパネルを開くとキャリアは「docomo」と表示された。

場所が悪いのかもしれないと、場所をいくつか変えて測ってみたが、状況は変わらなかった。

T-Mobileとdocomoの契約で、おそらくベストエフォートで128kbpsを提供することになっているのだろうと推察されるが、ちょっと努力が足りないのではないか。

昔は56kbpsや64kbpsのデータが「高速」と呼ばれていた時代もあったが、今どきこんな速度ではほとんど使いものにならない。

以前Sprintを使っていたときに日本でローミングを試したときは、上下ともだいたい10数Mbps程度で、87Mbpsが出たこともあった。キャリアはもちろん「SoftBank」と表示された。

これではSprintにカムバックすることを真剣に考えないといけないかもしれない。

もしT-MobileとSprintの合併が実現した暁には、海外ローミングはT-Mobileに統一されないことを祈る。