個人データと引き換えにApple Watchをもらう

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個人データと引き換えにApple Watchがもらえるとしたらどうするか。

保険会社のAetnaがApple Watchを活用した健康増進施策を開始、新たに「Attain」というアプリをAetnaのメンバー向けに提供開始した。

Aetnaのホームページより

このアプリ上では、個人毎に健康増進上の目標を設定し、それに向けた毎日の活動レベルをトラッキングし、必要な活動がレコメンドされ、それをこなして目標を達成したらポイントが付与されるといった展開が繰り広げられる。

そのポイントはApple Watchの端末代金の支払いなどに充てられるというもの。すなわち、このプログラムに参加して目標を達成するとApple Watchがもらえるという仕組みだ。ゲーム性もあって面白そうだ。

AetnaはドラッグストアチェーンのCVSが2018年に買収した保険会社。CVSではAetnaとAppleとの提携関係を拡大し、薬や商品やサービスの販売などにも結びつけることとしている。たとえば、ユーザに薬のリフィルに関する通知や予防注射の案内を送ったり、健康増進に関するアドバイスをしたりもする。

これによりAetna/CVSは、ユーザの位置や活動に関するデータを取得することができる。それをAetnaの顧客データと結びつければ、個々の顧客の状況に応じた適切できめ細かなアドバイスをすることもできる。

さらにユーザの健康が維持・増進されることで、保険会社としての負担も軽減されて収益の向上につながるという、一石何鳥にもなるメリットが期待できる。

Apple Watchをユーザに進呈してもまだやる価値があるという計算があるのだろう。

ユーザから見れば、このプログラムに参加すると個人データを取られる代わりにApple Watchがもらえるということになる。その上、健康が維持・増進できるかもしれない。

個人的には是非参加したい。Apple Watchがもらえるなら、どんな厳しい活動でも頑張れそうだ。