スーパーボウルの明暗は試合結果だけではなかった。
2月3日の日曜日、巷はスーパーボウルで盛り上がった。試合結果はニューイングランド・ペイトリオッツがロサンゼルス・ラムズを13対3で下して全米チャンピオンに輝いた。
ストリーミングサービスの舞台では、スーパーボウルが視聴できるかどうかで明暗が分かれた。
スーパーボウルが放映されるチャンネルは毎年変わる。今年はCBSだった。去年はNBC、一昨年はFOX。最近はこの3局でローテーションをしている。
CBSは地上波でも視聴できる4大TVネットワークの一つなので、地デジのアンテナ・チューナーで無料で視聴できる。
地デジのアンテナ・チューナーがない場合や電波状態が良くない場合は、有料TVサービスが頼みとなるが、通常のケーブルTVや衛星TVサービスであれば、大体どれでもCBSは含まれているので、スーパーボウルはおそらく問題なく視聴できる。
問題はストリーミングサービスだ。まず、ライブTVが配信されるサービスでないとだめなので、NetflixやAmazon Prime VideoやライブTV付きでないHuluなどはNGだ。
そして、ライブTVを配信しているサービスでもチャンネルラインナップにCBSが含まれていないとだめなので、 Sling TVはNGだ。Sling TVはNBCやFOXは含まれているので去年や一昨年はスーパーボウルが視聴できたが、今年は残念な結果となった。
一方、DirecTV Now、Live TV付きのHulu、YouTube TV、CBS All Access、Sony PlayStation Vue、fuvo TVなどは基本的にはOKだ。ただし地域によっては観られない場合もあるようだ。
もっとも、普段利用しているストリーミングサービスがNGでも、CBSを配信しているストリーミングサービスに一時的に加入して(通常は無料試聴期間がある)視聴するという手もあるし、有料サービスに加入しなくてもインターネット環境さえあれば、CBS Sportsのwebサイトで無料でライブストリーミングが視聴できる。
だからこの明暗は利用者にとっては大きな問題ではない。