T-Mobileがスーパーボウルで流したCMはなかなか味わい深い。
T-Mobileはスーパーボウルで4本のCMを流したが、そのうちの1つが「We’re Here For You」。毎週火曜日に顧客にプレゼントをする「T-Mobile Tuesdays」の一環として、2月5日にLyftの10ドル無料クーポンをプレゼントすることを発表した。
このCMの中でのテキスト(SMS)のやり取りは以下のようなもの。
「やあ、マイク。ここにいるよと伝えたかっただけ」
「ありがとう。ここ最近とても辛かった」
「君がそばにいてくれてうれしいよ」
「ここにいることを伝えたかっただけ」
「すぐ外に」
「Lyftのドライバー」
「あ」
「I’m here for you.」というのは、お悔やみの言葉としてよく使われる決まり文句。不幸があった人に対して「そばにいるよ」と伝えて、元気づけようとするもの。
ライドシェアリングの「Lyft」も元気づける意味の「lift」と重なり合って、一層の味わい深さを醸し出している。
こういう勘違いは気まずいだろうが、日常会話のやり取りでもありがちだ。