Krispy Kremeが「無差別親切の日」をドーナツで祝福した。
2月17日はなぜか「National Random Acts of Kindness Day」ということになっている。直訳すると「全国無差別親切の日」。
「無差別」とくれば「無差別殺人」や「無差別テロ」など、物騒なイメージがつきまとうが、親切を無差別に実行する分には問題はないどころか、むしろ好ましい。その記念日があったとは驚きだ。
なぜこの日が無差別親切の実行日になったのかは定かではないが、基本的には毎日がその日であってもいいはずだから、なぜこの日なのかは大きな問題ではない。
日本にも「小さな親切の日」というのがあるようだが、それは6月13日。「小さな親切」運動本部の発足日に基づくもので、「無差別親切の日」とは関係がないようだ。
ちなみに、英語にも「小さな親切」に相当する「a small act of kindness」という言い回しがあるが、漫画家のスコット・アダムスによれば、「小さな親切というものはない。どんな親切でも際限のない波及効果を生み出すものだ」そうだ。
何はともあれ、Krispy Kremeでは、これを祝って、この日にどのドーナツでも1ダース買うと、オリジナルグレーズドドーナツ1ダースを無料で配るというイベントを実施した。
「2月17日の1日限り」と謳い、1ダースは自分用にして、もう1ダースは友人や職場の人たちや見知らぬ人にあげようと呼びかけた。
ところが、何とこのイベントはその翌日の2月18日にも実施された。無差別親切の日を1日延長したとしている。
1日限りのイベントをもう1日延長するとは、これも親切の一環か。