ライブ放送はリアルタイムでない

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NBCがオリンピックの生中継をテレビでやらないことが問題になっているが、ライブ放送を全然やらないわけではない。

たとえば31日の女子サッカー、アメリカ対北朝鮮の試合はテレビでもライブで放送された。いい機会なのでテレビとネットのライブ放送を見比べてみた。おかしなことに、同じライブと言いながら、ネットの方が数分遅れていた。

上はテレビ(上)とネット(下)のライブ放送の比較。ネットの方はiPadをWi-Fi環境で使い、NBCのLive Extraにアクセスしている。画面左上の試合経過時間を見るとわかりやすい。テレビでは84分12秒なのに対し、ネットでは80分22秒。ネットの方がテレビより3分50秒も遅れている。これはライブと言えるのか疑問だ。

この時間差はいつも一定ではなく、同じ試合中でも1分半くらいに差が縮まったこともあった。それでもいつもネットの方が遅れているようだ。

かくいうテレビも偉そうなことは言えない。地デジになってからはリアルタイムのアナログ放送に比べて2秒くらいの遅れがある。2秒くらいなら気にしない人も多いとは思うが、ネットの数分の遅れはどうだろうか。

スポーツ中継であればそれほど深刻な問題にはならないかもしれないが、正確な時刻が必要な場面で何か問題が起こらないのかと心配になる。たとえば画面上に現在時刻を表示するときは、正確に表示できるのだろうか。遅れが常に一定であれば、それを見越して早めの時刻を挿入すれば解決できそうだが、一定でないようなのでそれは難しそうだ。

大晦日のカウントダウンのときはどうするのか。各自それぞれの時間でやればいいのか。カウントダウンという習慣はなくなるのか。

心配するときりがないが、とにかくライブ放送と言ってもリアルタイムではないことに注意しておいた方がいい。

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