LyftがSFを訴えた

Bookmark this on Digg
Pocket

ライドシェアリングのLyftがサンフランシスコ市を訴えた。

TechCrunchによれば、Lyftがバイク(自転車)シェアリングの件でサンフランシスコ市を訴えた。

Lyft傘下のMotivateがサンフランシスコ市において10年間バイクシェアリング事業を独占的に運営する許可を取得しているというのに、市は別のバイクシェアリング事業も許可しようとしている、との主張。

ただし、Motivateに許可したのは自転車の収納場所を設置する「ステーション方式」によるバイクシェアリングであり、置き場所を問わない「ドックレス方式」によるバイクシェアリングは別物である、と市は反論している。

市から独占事業の許可を取得したMotivateはFordの支援を受けて、ステーション方式の「Ford GoBike」というバイクシェアリングサービスを2017年6月から展開している。

一方、市はUber傘下のJUMPに対し、ドックレス方式のバイクシェアリングの許可を発行しているが、これは18か月間の実験的な許可で、今年の7月9日に有効期間が満了する。

この有効期間が切れた後、新たな事業者にドックレス方式のバイクシェアリングサービスの許可を発行することにして、現在申請を受付中だ。

これに対して、新たな事業者に許可を発行しないよう、Lyftが訴えを起こしたというわけだ。Lyft/Motivateとしては、独占を保証するというから、儲からない地域にもステーションを設置してサービスを提供しているという事情がある。

その約束に反して他の事業者の参入を認めるとなると、「モチベーション」が下がるどころか、収益性も下がって、事業の存続が難しくなる可能性もある。

とは言え、ドックレス方式のバイクシェアリングは置き場所の心配がないというメリットがある。Motivateとの独占契約がネックになって、この安心・便利なサービスが提供できないというのも不合理な話だ。

何とか円満に解決してドックレス方式のサービスが提供されることを祈る。