Sprintがシカゴで5Gを開始


Sprintがシカゴでモバイル5Gサービスを開始し、提供地域が5都市となった。

Sprintの発表文書より

Sprintは7月11日、5Gサービスをシカゴで開始したと発表した。Sprintの5G提供都市としては5番目となり、新たに約70万人が利用可能となった。

提供都市数ではAT&TやT-Mobileよりも少ないが、電波の安定性やカバーする面積・人口では大手4社中で最も優位に立っているとしている。

現時点におけるSprintの5G提供都市は以下のとおり。

アトランタ、ダラス・フォートワース、ヒューストン、カンザスシティ、シカゴ

さらに近いうちにロサンゼルス、ニューヨーク、フェニックス、ワシントンDCを追加し、提供地域を9都市にして、面積では2,100平方マイル、人口では1,100万人をカバーする計画。

ちなみに、他社のモバイル5Gサービス提供都市は以下のとおり。

AT&T: 20都市
アトランタ、シャーロット(NC)、ダラス、ヒューストン、インディアナポリス、ジャクソンビル(FL)、ルイビル(KY)、オクラホマシティ、ニューオーリンズ、ローリー(NC)、サンアントニオ(TX)、ウェーコ(TX)、オースチン、ロサンゼルス、ナッシュビル、オーランド(FL)、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、ラスベガス

T-Mobile: 6都市
ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、ダラス、クリーブランド(OH)、アトランタ

Verizon: 4都市
シカゴ、ミネアポリス、デンバー、プロビデンス(RI)

5G競争はまだ始まったばかり。提供都市が少ない上に、各社とも使える端末がごく限られているので、盛り上がりに欠ける。

特に5Gが使えるiPhoneが出ないと盛り上がりそうもない。