車のリース料に落とし穴(その4)


リースしていた車を返却した際、リース料が払い過ぎになっていたので返金を要求したが、なかなか応じてくれない。

リース期間の途中で引っ越したため、リース料の請求金額が安くなっていたが、銀行口座からの自動引き落としにしていたためそれに気づかず、当初の金額のまま最後まで払い続けてしまった。リースの終了手続きを確認していたときにそれが判明した。

払い過ぎた金額は合計で128ドル程度。リース会社に問い合わせると、最終的な計算書で調整するので問題ないとのことだったので、それほど心配はしていなかった。

リース終了に伴い車をディーラーに返却しに行った。その際、リース料の払い過ぎの分があって調整してもらうことになっていると伝えると、それはディーラーには関わりのない話なので、リース会社に直接連絡するようにと言われた。

そういうことならと、その件は別途処理することにして、とりあえずディーラーから渡された書類にサインした。この書類はディーラーとの関係を清算し、車両登録の名義を変更するために必要なのだそうだ。

その後、リース会社に何度か連絡し、最後の電話では、「確認して翌週には返金する」との返事がもらえたので一安心し、今か今かと待っていたが、それから2か月経っても一向に返金されない。何の連絡もない。

リース会社に督促してみることにした。以前リース会社のwebサイトの問い合わせフォームで連絡したら、このアカウントは別の部署が管理しているのでそこに電話するようにと言われた。今回も同じ返事が来るかもしれないと覚悟しながら、webサイトから問い合わせてみた。

1週間くらい経ってから返事が来た。今回は別の部署に電話するようにとは書いていなかったが、「本件については最終的な精算が済んでいるので、返金するものは何もない」という驚きの内容だった。

さらに「もし返金を受ける資格があると思うのなら、ディーラーに連絡するように」とも書いてあった。

まったく話が違う。しかも、それならそれで、なぜ何の連絡も寄越さないのか。

これは厄介な展開になってきた。なるべく最小限の労力でお金を取り戻さなければ。