Sprintが5Gサービスの提供地域にニューヨークなど4都市を追加した。

Sprintは8月27日、5Gサービス「True Mobile 5G」の提供地域にロサンゼルス、ニューヨーク、フェニックス、ワシントンDCの4都市を追加したと発表した。
これによりSprintの5G提供地域は9都市となり、面積では2,100平方マイル(約5,440平方キロメートル)、人口では1,100万人をカバーすることとなる。このカバレッジは他のどのキャリアよりも大きいとしている。
また、5G対応端末として、「OnePlus 7 Pro 5G」を追加したとも発表した。端末本体の定価は840ドル。これによりSprintの5G対応端末は以下の4種類となった。
- OnePlus 7 Pro 5G
- Samsung Galaxy S10 5G
- LG V50 ThinQ 5G
- HTC 5G Hub
現在のSprintの5Gネットワークは2.5GHz帯のミッドバンド周波数を使っているため、ミリ波帯(mmWave)を使っている他社に比べるとカバレッジは強いが速度が遅いという問題を抱えている。
それでもSprintによれば、Ooklaのスピードテストで平均の下り速度が203.8Mbpsだったそうだから、ひどく遅いということでもないようだ。