車のリース料に落とし穴(その7)

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リースしていた車を返却し、リース料を払い過ぎてしまったので返金を要求しているが、リース会社とディーラーの間でたらい回しにされている。

ディーラーはリース会社の問題だと言い、リース会社はすべての精算が済んでいるので文句があるならディーラーに言えと言っている。

ディーラーに連絡したら、何も情報がないのでわからないという。調べて何かわかればメールで返事をくれることになったところまでが、前回までの話。

それから1週間待ってもメールも電話も来なかったので、ディーラーの経理担当に電話してみた。すると、一次対応の受付担当者がこちらの名前と電話番号を聞いた上で、今経理担当は席を外しているので呼び返すという。

どうも怪しい。普通は「担当は席を外しているので呼び返すから名前と電話番号を知らせろ」となるはずだ。担当は席にいるが、こちらの名前と電話番号を聞いてから、居ないことにした可能性がある。

おそらく、こんな電話に出たくはないだろう。そしておそらく、依然として何も情報がないのだろう。こんなに時間が経っているのに何も情報がないとは、さすがのアメリカ人でも言いにくいのではないか。

その気持ちはよくわかるが、それでは何の解決にもならないどころか、事態がさらに悪化する可能性さえあるぞ、という説教めいた文句は心の中に留め置いて、呼び返しを待った。

案の定、4時間くらい経っても呼び返しの電話は来なかった。ちょっと席を外していただけなら、だいたいどんな状況でも4時間以内には電話できるだろうに。

いつまでも逃げ続けて、こちらが諦めるのを待つ作戦だろうと思われた。さて、どうするか。さらにディーラーに電話をかけ続けて、担当者か責任者が出るまで粘るべきか。

実は、ディーラーとの交渉については若干の不安があった。車を返したときにサインした書類は、車の名義変更をするのに必要ということだったが、ディーラーとの関係を清算して、お互いに今後一切の請求・支払いの義務はないことを確認するものでもあるらしかった。

万一、訴訟になった場合には、この書類が重要な証拠となって、ディーラーの責任を問えない可能性があるように思われた。

ディーラーとしては、この書類があるのを確認して、安心して返金の要求を無視することにしたのかもしれない。

ディーラーに車を返しに行った際に、返金の件はリース会社と話をするようにと、ディーラーの担当者に言われたのは確かだが、それに関しては証拠となる書類がない。会話を録音したわけでもないので、担当者が確かにそう言ったということを証明する手段がない。

担当者に「そんなことは言っていない。すべての精算が完了したことを確認したからサインしたんだろう」と言われてしまえばおしまいのように思われた。

これはやられた。交渉相手はやはりリース会社にした方がいいかもしれない。