新iPhoneの「目玉」はトリプルカメラ


Appleが9月10日、スペシャルイベントを開催し、iPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxの3モデルを含む新製品・サービスを発表した。

今年のスペシャルイベントは、事前に噂されていた範囲のもので、「大きな驚きもなければ失望もない」とのも聞かれるが、個人的には複数カメラの同時ビデオ撮影が興味を引いた。

上位機種のiPhone 11 Pro/11 Pro Maxの「目玉」はトリプルカメラシステム。リアカメラが3台も付いている。広角の「ワイドカメラ」、望遠の「テレフォトカメラ」の他に、視野角120度という超広角の「ウルトラワイドカメラ」が追加された。

Appleのイベント映像より(以下同じ)

セルフィーカメラを含めると4台のカメラが搭載されることになる。

興味を引いたのは動画アプリ「FiLMiC Pro」を使って、複数カメラの同時ビデオ撮影ができるようになること。プライマリーカメラとセカンダリーカメラの映像を含むビデオが一度に撮影できてしまう。

4台のカメラのうち、どれをプライマリーにしてどれをセカンダリーにするかを簡単に選ぶことができる。1台をセルフィーにすると、ドライブレコーダーで前後2画面同時撮影するのと同じことができる。

4台同時撮影ができるとまでは言っていなかったが、これもそのうちできるようになるかもしれない。