Apple製品に値下げの波が押し寄せている。
Appleは9月10日のスペシャルイベントで新しいiPhoneを発表したが、その他に新しいWatchとiPadも発表した。
Watchでは、新たに「Series 5」を発表した。常時オンのディスプレイが新しいが、その他の部分はSeries 4とほとんど変わらず、Series 4は存在意義がなくなったので販売終了となった。また、Series 3は値下げし、たとえばGPSモデルの38mmは279ドルから199ドルになった。
iPadでは、第7世代のiPadを発表した。第6世代よりもディスプレイサイズが少し(9.7インチから10.2インチへと)大きくなって機能や性能も向上したのに価格は変わっていない。
これを受けて、既存のWatchやiPadに値下げの波が押し寄せている。
9to5Toysは、9月11日からWatchが大幅に値下げされたと伝えている。たとえばAmazonではSeries 4のGPS+セルラーモデルの44mmが70ドル引きで販売され、B&HではSeries 3のGPS+セルラーモデルの42mmが430ドル引きで販売されている。

MacRumorsによれば、Appleは1TBのiPad Proの価格を200ドル値下げし、11インチモデルは1,549ドルが1,349ドルに、12.9インチモデルは1,749ドルが1,549ドルになった。
「値下げの波」と言っても今までひどく高かったのが、少し高いレベルになったという感じなので、「値下げの小波」程度。
「値下げの大波」や「値下げの津波」はまだ来ていない。