T-Mobileが全国5Gと新プランを発表


T-Mobileが全国5Gの開始と月15ドルの新しいプリペイドプランを発表した。

T-Mobileは11月7日、Sprintと合併を見据えた「新生T-Mobile」としての初めてのアンキャリア施策「New T-Mobile Un-carrier 1.0」を発表したが、その中で5Gの全国展開の開始や月15ドルのプリペイドプランなどを発表した。

全国5Gの提供地域は5,000以上の市町村、カバー人口は2億人以上で、ルーラル地域も数百人をカバーする。5G対応スマホはSamsung Galaxy Note 10+ 5GとOnePlus 7T Pro 5G McLarenの2機種。

新プランは「T-Mobile Connect」と呼ばれ、音声とテキストが無制限で、データは毎月2GBまで使える。データが5GBで月25ドルのプランもある。現行の無制限プランと違って、新プランでは月々のデータ量が上限に達したら速度が遅くなるのではなくて、使えなくなるので、使い続けるためには有料の追加オプションを購入する必要がある。

さらに新プランでは、毎月使えるデータ量が向こう5年間、1年ごとに500MBずつ増え続ける「Annual Data Upgrade」という制度も実施する。

全国5Gは12月6日に開始するということなので、Sprintとの合併の成否に関わらず実施されることになるが、新プランの方は開始日は明示しておらず、「合併が実現したら」という条件付きのようだ。

現行の最安プランの半額にするので合併を認めてくれ、と言っているようなものだ。