VerizonがケーブルTV業界の破壊に動き出した。
Verizonは1月9日、ケーブルTV業界を完全に破壊するとして、新たなTV・インターネットプラン「Mix & Match on Fios」を発表した。
TVサービスとインターネットサービスを無理やりバンドルせずに、顧客が必要なものを選べるようにして選択肢を増やすとともに、隠し料金もなくして透明性を確保する。契約期間の縛りもない。

インターネットは100Mbps(39.99ドル/月)、300Mbps(59.99ドル/月)、ギガビット(79.99ドル/月)の3種類から選べる。
TVサービスはYouTube TV(49.99ドル/月)か125チャンネルの「Your Fios TV」(50ドル/月)が基本プラン。「Your Fios TV」では200チャンネルの中から5チャンネルを選ぶと、それを元に最適なパッケージを勧めてくれる。
もっと多くのチャンネルを視聴したいという顧客のために、300チャンネルの「More Fios TV」と425チャンネルの「The Most Fios TV」を用意した。
さらに、どのプランがいいのかわからないという顧客のために、425チャンネルが月50ドルで60日間視聴できる「Fios TV Test Drive」も用意した。
顧客の声を聞き、伝統的なケーブルTVサービスにおける顧客の痛みを解消するとしている。
T-Mobileがワイヤレスで「アンキャリア」を始めた時にも同じことを言っていたような。
さては、VerizonはケーブルTV業界の「アンキャリア」を目指すのか。