新型コロナで非接触型決済が進む

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新型コロナウイルスの影響で、米国でも非接触型の決済が進むかもしれない。

非接触型クレジットカード(Visaのホームページより)

欧州やアジアなどで普及が進んでいる非接触型のクレジットカードやモバイル決済は、実は米国ではあまり進んでいない。

CNBCによれば、クレジットカードのうち、非接触型タイプの割合は英国が64%、韓国が96%なのに対し、米国は3%にすぎない。

英国ではデビットカードが現金を抜いてトップの決済手段になっているのに対し、米国では未だに現金が優勢だ。10ドル以下の少額決済だと55%が現金だ。特に食料品店、ファストフード店、薬局などで現金の割合が高い。

なぜ米国では非接触型決済が進まないのかについては、米国では小売店などの数が膨大なので統一的な行動が取りにくい、消費者が非接触型に慣れていない、非接触型はセキュリティが甘いのではないかとの不安があるなどの理由が挙げられている。

今回の新型コロナウイルスの感染拡大で、そんなことを言っていられなくなるかもしれない。これは非接触型決済を普及させるいいチャンスではないか。

現金の授受は感染の可能性が高くなる。クレジットカードカードも客と店員の間で受け渡しをすれば感染の可能性が高まる。しかもクレジットカードは現金よりもバクテリアが付きやすい。

カードを受け渡しせず、客が自分でカードをスワイプ・挿入する場合でも暗証番号の入力などでカード端末に触る必要があると感染の可能性が高まる。

できるだけ感染拡大を防ぐためには、非接触型決済にするしかない。ということで、非接触型のクレジットカードやモバイル決済が急速に進む可能性がある。

これも新型コロナがもたらす新常態となるか。