LAPTOPのブログサイトで、iPhone 5を買ってはいけない(正確には4Sから5にアップグレードしてはいけない)5つの理由が挙がっている。

もし現在iPhone 4Sを持っているなら、以下の理由により、iPhone 5に変えない方がいい。
①際立つアップグレードではない。4Sよりも速くて薄くて軽いのは確かだが、4や4Sの大きさや重さにユーザーが不満を持っていたわけではない。
②カメラの性能はそれほど向上していない。4Sも5も同じ8メガピクセル。Appleはカメラが40%速くなったと言っているが、4Sのカメラで十分だ。
③レターボックス表示が見苦しい。iPhone 5の新しい4インチ画面で、旧iPhone用のアプリを表示すると、長辺の長さが違うためレターボックス表示(左右または上下の余白部分が黒幕表示)になる。これは見苦しい。
④新しいコネクタが不便。iPhone 5のUSBコードのコネクタは「Lighting」と呼ばれる新しい形状だ。旧iPhone用のドックなどの周辺機器が使えない。アダプタがあるにはあるが29ドルもする。このアダプタが使えない周辺機器もある。アダプタは何しろ大きいので、せっかくのスリムなiPhone 5には似合わない。
⑤NFCがついていない。iPhoneをおサイフケータイとして使えるNFC機能がないのは大きな難点だ。
結論として、画面が大きい、4G LTE対応、スリムなデザインといった理由で十分な人も多いだろうが、それほどでもない人はもっといいiPhoneが出るのを待つことをお勧めする。iPhone 5Sが出るまでたった12か月。
ところで上記の理由を考慮しなくても、契約期間の問題で、現在4Sを持っている人のほとんどは5を買いたくても買えない状況ではないだろうか。すなわち、もともとiPhone 5は現在の4Sのユーザーをターゲットにしたものではない。
一方、今iPhone 4を持っている人(および3GSを持っていて4Sに変えないで我慢した人)にとってはちょうどいい買い替え時のはずだ。プロセッサや回線は速くなるしカメラの性能も良くなる。もう少し待てばもっといいiPhoneが出るとは言うが、それが出たときには、さらにもう少し待てばさらにいいiPhoneが出る状況に変わりはない。
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