カリフォルニア州が外出制限を緩和

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カリフォルニア州が新型コロナの感染拡大による外出制限を若干緩和した。

カリフォルニア州では5月8日から外出制限の一部が緩和された。同州では外出制限の厳しさを4段階に分けており、最も厳しい第1フェーズから少し緩和された第2フェーズに入った。

これにより、書店、玩具店、スポーツ用品店などの小売店や、その小売店が取り扱う商品に関連する製造業が一定の条件付きで営業再開できるようになった。

上記のような小売店は不要不急の業務と位置付けられ、これまでは営業を禁止されていたが、今回の緩和によりカーブサイド(店外の歩道上)で商品を引き渡す方法であれば再開してもよいこととなった。

また、着席型のレストラン、ショッピングモール、屋外の美術館等も第2フェーズの後半で再開される可能性があるという。

さらにニューサム知事は、「第3フェーズは思いのほか早く来るかもしれない」とも述べている。いつ頃になるかについては、「1年もかからないかもしれない。半年もかからないかもしれない。3か月もかからないかもしれない。1か月もかからないかもしれない」と、要するにいつになるかわからないと述べているわけだが、長い方から短い方に持って行って、そう遠くはないとの雰囲気を伝えているのが多少なりとも安心感を与えている。

第3フェーズの営業再開にはヘアサロン、ネイルサロン、理髪店、ジム、映画館、無観客のスポーツイベントなどが含まれる予定だ。

ただし、州政府が行政命令を出しても直ちに実施されるわけではない。それを考慮して郡や市が命令を出して実施するようになっている。

サンフランシスコとその周辺のベイエリアの6つの郡とバークレイ市では、州の命令を慎重に検討することとしているが、まだ実施されていないので気をつけるようにと注意喚起している。

ちなみに、現在有効な郡・市の命令によれば、建設業や一定の屋外業務の営業は認められているが、不要不急の小売店業務は店外での引き渡しといえども認められていない。

「外出禁止命令」にしても州では「stay-at-home order」と呼んでいるが、郡・市では「shelter-in-place order」と呼んでいる。前者は「外出自粛」に近いが、後者は「避難命令」に近い響きがある。

今回の外出制限措置に関しては、概して州よりも郡・市の方が厳しい傾向にある。